子供の病気とホームケアー
(てんかん・熱性けいれん・泣き入りひきつけ)
|
|
てんかん・熱性けいれん・泣き入りひきつけなど
突然起こる激しいひきつけの症状。
初めて体験したパパ・ママは慌ててしまいますよね。
どんな病気か、対処方法など分かっていれば少しは安心しますよね。 |
てんかん
<こんな病気>
脳の一部が異常に興奮することが原因で、ひきつけを繰り返します。
ひきつけを起こすまでは、熱がなく、風邪や下痢の症状もなかったのに、
気がつくと赤ちゃんの意識がなく、全身をガクガクと震わせて
硬直させている、また、手や足など体の一部が動かないなどの
症状があるときは、てんかんの可能性があります。
脳の一部が異常に興奮して、電気的な活動がスパークすることが原因で
発作が起こる病気です。
脳に異常が認められない特発性てんかんと、けがや血管障害、
腫瘍などにより脳に障害が生じて起こる症候性てんかんがあります。
発熱を伴うときと伴わないとき、ひきつけている時間が長いケースと
短いケースなどがあり、症状の現れ方にはさまざまなパターンが見られます。
ただし、繰り返しひきつけをおこす症状は共通しています。 |
泣き入りひきつけ
<こんな病気>
興奮して激しく泣いたり、驚いた時などに急に呼吸を止めてしまい、
一時的に低酸素状態になって、体の力が急にだらんと抜けたようになったり、反対に硬直してしまうことがあります。
顔色は蒼白で、時には顔や唇が紫色になることも。
多くは10秒くらいで長くても1分以内には治まり、けいれんがなおったあとは
なにもなかったようにケロッとしているのも特徴。 |
熱性けいれん
<こんな病気>
急に38.5度以上の熱が出て、30〜数時間以内にひきつけることが多い。名前を呼んでも、反応が無い、顔色が悪くなる、手や足を突っ張らせる、
全身が硬直する、がくがく震える、白目をむく、歯に力を入れて
くいしばったりします。
熱性けいれんであれば5分以内に治まることがほとんどです。ひきつけが落ち着いてからかかりつけ医に連絡しましょう。
ただし、10分以上ひきつけが続くとき、短時間のけいれんを繰り返すときは
至急受診しましょう。この場合は救急車をよんでもかまいません。 |
ひきつけを起こしたときのホームケアー
1、まずは、あわてない。 深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
2、大声でよんだり、体をゆすったり、手や足をおさえつけてはいけません。
3、ひきつけをおこすと吐くことがあるので、
吐いたもので窒息しないように、顔は、必ず横にむける。
4、呼吸が楽になるように、衣類のボタンをはずし、オムツもゆるめる。
体が硬直しているようなら、ズボンなど無理に脱がせなくてもよい。
5、衣類を緩めたら、ひきつけている時間を計る。
(けいれんがどれくらい続いたかは診断のための重要な情報になります。)
6、顔色は?(蒼白/紫色)
目がどこをむいているか(白目をむいている/中央/片方によっている)
手や足は?(突っ張っている/力が抜けている) など、
赤ちゃんの様子をできるだけ観察する。
7、熱性けいれんであれば5分以内に治まることがほとんどです。
症状が落ち着いてから診察を受けましょう。
ただ、10分以上ひきつける。短い時間の痙攣を繰り返す。
10分以内に治まっても意識が回復しない。顔や唇の色が回復しない。
呼吸がおかしいときは救急車を呼びましょう。
8、ひきつけが治まったら脳を休めるため赤ちゃんは眠ってしまうので、
静かにやすませてあげましょう。
元気になってもひきつけた当日は入浴を控えるようにしましょう。 |